小型の焙煎機を購入し、2025年8月の暑い日に初めて自家焙煎を行った。
部屋に臭気がこもるのは堪らないので、炎天下のベランダでテスト開始。
標準的な設定で試したのだが、見事に真黒! イタリアン以上の消し炭状態。
それでも記念に飲んでみたのだが、やはりコーヒーと言える代物ではなかった。
原因? 焙煎機を置いたベランダは、直射日光のせいで気温が50℃だったことだろう。
対策? エアコンの効いた室内に装置を置くしかない。 さて、臭気をどうしよう?
ベランダでの失敗からも、得るところはあった。
焙煎中には青臭い独特の臭気が出るが、100g程度の少量焙煎であればすぐに外気でかき消される。
また購入した焙煎機が思いのほか優秀で、チャフが装置内のフィルタに溜まり、ほとんど排出されない。
要は室内に焙煎機を置くのならば、排気を外に出してやるだけで良い。

そこで、卓上で焼き肉を行う際に使う排煙機とフレキシブルホースによるダクトのセットを購入した。
手持ちの材料で写真のように組み上げたのだが、とても楽しい。
試してみると、窓の隙間からダクトをベランダに出せば、臭気も熱気も何とかなる。
そして、今度こそ「立派に」コーヒーと言えるものができた!
後は色々と試して、焙煎の腕をあげるのに邁進すればよい。
まあ、その前に準備してある熱電対温度計を取り付けて、再現性のあるデータを取る準備もあるな。
