コーヒー その0 


「定年後に、如何にして現役時代と同じだけ稼ぐか?」
こんなことを考えていると、頭が痛くなる。
で、もっと易しいこと、できることから考えよう。
まずは「何をしたいか?」これをスタートラインにすることにした。

2023年の春だったと思う。

ふむ、パンか、コーヒーだな。
いい香り」繋がり。

自宅での食事は、家内が一手に引き受けている。
特に不満はない、いや、かなり満足している。
しかし家内が手掛けないものもあり、それがパンとコーヒー。

パンを自宅で焼こうと2週間ほど検討したが、色々と大変。
結局お気に入りのパン屋で購入するのが吉だと結論付けた。


さて、コーヒー。
パンを焼くよりも道具が小ぶりなので、無理なく扱えそうだ。
小遣いで賄えるほどの価格の道具でも、始められるだろう。

Youtubeの動画を参考にして、淹れ方を学んでみる。
電子スケールで粉の重さや湯の量をモニターする。
ストップウォッチも使って、滴下するペースを管理する。
ここまでは良い。
計測とか再現性とかを本職とする私も納得できる話だ。

しかし、「その淹れ方をしたコーヒーの風味はどうなのか?」が
全く伝わってこない。

動画の主は「旨い、旨い」と言っているが、単にその人の好みなのでは? 私も同じように感じるのだろうか?
色々とやっているうちに、何か見えてくるかもしれない。

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