引退してから、朝はゆっくりと過ごせる。
1時間くらいかけて、朝食とコーヒーを楽しんでいる。
食事は前日の夕飯の残りを温める程度で簡単に済ませるが、コーヒーには時間をかける。
買い置きの豆をミルで挽き、ペーパードリップで丁寧に淹れる。
サイフォンやエアロプレスを使うこともあるが、後片付けが大変なので滅多にやらない。
アカデミーから頂いた正体不明の豆を使うときには、挽く前に欠点豆のピッキングを行う。
どうやら「悪い例」を示すために用意されていた、欠点豆の含まれるサンプルをもらったようだ。
ミルで挽いてしまったら取り除くことは困難だが、豆の状態で明らかに小粒のものや、色や香りがおかしいものを取り除いていく。
いずれ欠点豆だけで一杯淹れてみよう。

豆を手動グラインダーで挽くのは面倒か?
決してそんなことはない。 むしろ、後始末を含めて楽しいルーティンになっている。
「均一に挽けるか?」というミルに求められる大切な性能はもちろん、部品点数が少なく分解・組み立てが容易で手入れがしやすいことも重視して選んだものを使っている。
現役の時には、朝は忙しかった。 引退して、朝を楽しめるようになった。